肉業界専門
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肉匠 だん炉は大阪のミナミで2017年に開業しました。
提供している肉はA4やA5のランクのものです。
ただ、このレベルの肉は同じ界隈の他のお店でも食べることができます。私たちの店よりも安い価格で食べられるお店もあるはずです。
その中で、私たちは食べる時間のクオリティーを高めることに力を注いでいます。
お客様がくつろいで、ゆったりと心地よい時間を過ごしていただきたいんです。
テーブル周りなどお客様の目に触れるもの、手に取るものには上質な物を使っていて、そういった部分からも心地よさや特別感を感じてもらえたらと思っています。
しっかりとした品質の肉を出すことを前提に、「この空間で食べられるのなら安いな」と感じてもらえるような店にしたい。
そして、それに見合った接客・サービスを心がけています。

【金額以上の”何か”を提供】
私は以前ステーキハウスで働いて勉強させてもらいましたが、単価が15,000円〜20,000円という店はやはりサービスが全然違いました。
その中で料理の提供の流れやワンランク上のサービスを学ばせてもらい、今自分の店ではその知識も生かしながら、お客様が支払う金額以上の”何か”を１つでも多く提供できるようにと思って店をやっています。
”何か”の内容は、お客様が感じてくれるのなら何でもいいと思います。空間でもアイテムでもサービスでも料理の味でも、お客様が満足感や充実感を持って帰っていただければ嬉しいです。

食肉・飲食業界は給料が安い、休みが少ないといったマイナスのイメージがあると思います。
例えば公務員や銀行員の場合は土日休みなど週休2日が固定されていて、月に最低8日は休日が保証されている。一般の会社員の方もそれくらいの休みが固定されてる人もいて、月に6日の休日だとしても有給があります。
「飲食業だから」という理由で他の職に就いている人よりも少ない休みしか得られないというのは嫌なんです。
飲食業だろうと何だろうと、休息やプライベートの充実は必要だと思います。
自分について来て頑張って働いてくれているのだから、他で働いている人よりも何かしらいい思いをしてもらいたい。
給料に関しても同様に、会社に残る利益が少なくなったとしても社員の給与に還元することはマイナスでは無いと思っています。

肉匠 だん炉では、一緒に店を作っていく感覚で働くことができると思います。
私自身も探り探りでやっているので、意見を交わしたり失敗や成功を重ねながら一緒に進んでいきたいです。
独立への漠然とした憧れや無謀なやり方で安易に独立開業するのではなく、失敗や成功から学んだ上で飲食をやった方が絶対にいいです。経験は必ず役に立ちます。
行く行くは自分で店を持ちたい人には肉匠 だん炉は良い環境だと思います。
正社員でも大学生のアルバイトさんでも、ここで学んだ事をこれからの人生に生かせるように、持って帰ってもらえたなら何よりだと思っています。

また、扱っているワインの取引先にはシニアソムリエの方もいます。
ワインの勉強会も半年に1回のペースで行なっていて希望者は一緒に勉強できるので、飲食業界に興味がある人なら、色んな面で勉強ができるはずです。

正社員の求人採用で重視するのは『熱量』を感じられる人かどうかです。
それはお金に対してでも、仕事に対してでもいい。熱量がなければ「目標があるのかな？」「向上心があるのかな？」と感じてしまいます。
熱を持っている人にはこちらも熱を持って接することができるので、惰性で仕事をしている人よりもしっかりとした信頼関係を築けると思うんです。
例えば伝えるのが下手だとしても、伝えようと頑張ってくれる人なら周りも真摯に向き合えますし、一緒に働く中でコミュニケーションを取ろうと努力してくれる人と働きたいと思っています。前向きに一生懸命向かってくれる人なら、私もその人のために何かしたいと思えるからです。
正社員であってもアルバイトさんであっても、自分の給料に対してどれだけの働きをするべきなのか、何をすべきなのかというのを能動的に考えて動いてくれる人を求めています。
そういった人材を育成して、準備ができたらもう1店舗増やすといった道に進んでいきたいと思っています。

焼肉に限らず、飲食業界は誤解された悪いイメージがついています。
給料が少ないとか、休みが少ないとか…。そういった誤解を打破したいと思っているんです。
飲食店だから安い給料ではなく、飲食店だから高い給料がもらえるというのはおかしい事ではありません。
海外では素晴らしいシェフならばそれに見合う高額な報酬を得られますし、そういった海外の思考が日本でも当たり前になってほしいと思っているんです。
飲食業界を良い方向へ盛り上げて行こうと頑張っているお店が、敵味方なく伸びていけるような飲食業界を作りたいですし、その一端を担うような存在になりたいと思っています。
一緒に働くみんなと考えや想いを共有しながら働ける方、熱量を持って仕事と向き合える方、ぜひ一緒に働きましょう！